1月13日~の展望

先週のドル円は雇用統計などの注目された経済指標の発表がいくつかありましたが、結局上にも下にも突き抜けずに終わりました。

今週も大きな指標はありますが、方向感の無い今の相場を動かすエネルギーがあるかどうかは不明です。

   今週の重要経済指標

  • 1月14日(火) 氷見野日銀副総裁の会見 PPI
  • 1月15日(水) CPI
  • 1月16日(木) 新規失業保険申請件数 小売売上高

今週一番大きな経済指標は水曜のCPI(消費者物価指数)ですが、以前よりは注目度が下がっているような気がしますので、雇用統計のような激しい値動きは期待できないかもしれません。

また、水曜には日銀の氷見野副総裁の発言が予定されていますが、1月に日銀が利上げを行うかどうか明言するとは思えませんので、それほど大きな値動きには繋がらないのではないでしょうか。

しかし、雇用統計を通過して次の焦点は日銀会合に移っていますので、タカ派かハト派かの微妙なニュアンスでさえもくみ取ろうと注目度が上がっているということはあると思います。

日銀会合までまだしばらくありますが、それまでは大きな値動きがなく難しい相場が続くかもしれませんので、できるだけ無駄な損失を減らす守備的なトレードで乗り切りたいと思います。

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