12月8日~の展望

先週のドル円は158円まで進んだ円安が一段落といった感じで調整の動きとなり、154円台まで下げるなど安値をじわじわ更新する一週間となりました。

今週のFOMC、来週の日銀会合と日米の政策金利が発表されますが、すでに折り込んだ感じがしますので長期的なトレンドがどうなるかはここからが本番となりそうです。

   今週の重要経済指標・イベント

  • 12月9日(火) 植田総裁の発言 JOLTS求人
  • 12月10日(水) FOMC政策金利 パウエル議長の会見
  • 12月11日(木) 新規失業保険申請件数

火曜の植田総裁の会見は注目されますが、来週の会合での利上げはすでに確実視されており、それ以降の追加利上げのペースについての言及があるとはあまり思えません。

来年以降もデータを見ながら慎重に、といったニュアンスの内容だと円売りが再開すると思われますので、再び158円に迫る可能性もあるでしょう。

FOMCも利下げが濃厚とされており、そして退任が近いパウエル議長が今後について強い口調で明言するとは思えませんので、やはりドル買いの方向に向かう可能性の方が高そうな気がします。

今週もどちらかというとロング目線で勝負するつもりですが、12月は荒れるとも予想していますのでその時の流れに任せて柔軟にトレードしていきたいと思います。

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