雇用統計後の安値割る

火曜のドル円は欧州時間から強く下げ始め、142.3まで再び円高が進行しました。

金曜の雇用統計後の安値を割って強く下げた形であり、やはりトランプ関税によるリスクオフの流れはしぶとく継続している感じです。

   ドル円   +7.7PIPS   +7,700円

雇用統計後の安値を割った辺りで売っていったのですが、しばらく上下に荒れてやられてしまいました。

欧州時間からの本格的な下げで利益を出せましたが、一日を通して難しいトレードが続きました。

先週の日銀会合と植田総裁の会見で長期的に見ても上に抜けたと思いましたが、売りの勢いもしっかりとある感じで利上げ見送り効果は限定的であり、やはり今の相場を動かすのはトランプ関税によるリスクオフの流れが一体どうなるかということになると思われます。

今年の4月の初め頃にトランプ関税の発表があってからずっとドル円を売ってきましたが、関税緩和や交渉決着などの大きなニュースが無い限りまだまだ戻り売り戦略が有効なのではないでしょうか。

今日の夜中にはFOMCとパウエル議長の発言があり相場の空気が変わる可能性はありますが、まだしばらくは下がってきたらそれについていくというやり方でいきたいと思います。

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