12月16日~の展望

先週のドル円は日銀の追加利上げ見送り観測が高まり、153.7円まで上昇しました。

ブルームバーグ、日経、共同通信が見送りを報道しましたが、その答えが出る日が近づいています。

   今週の重要経済指標

  • 12月16日(月) 製造業PMI
  • 12月17日(火) 小売売上高
  • 12月18日(水) FOMC政策金利 パウエル議長会見
  • 12月19日(木) 日銀政策金利 植田総裁会見 新規失業保険 GDP
  • 12月20日(金) PCEデフレーター

来週もいくつか経済指標の発表がありますが、注目は当然ながら日米両国の政策金利の発表と中央銀行総裁の会見でしょう。

FOMCでは利下げ見送り、日銀会合では利上げ見送りが予想されていますが、実際に発表されてからどう動くのかは全く分かりません。

どちらも予想通りだったとしてもすでに折り込まれていますので、上下に荒れた相場となりそうです。

また政策金利発表後にはパウエル議長と植田総裁の会見が控えていますので、来年以降の金利の動向に触れれば相当大きく動きそうです。

おそらく今週が今年最後の大相場となりそうですが、最後にやられて失意の内に年を越すなんてことにならないよう注意したいと思います。

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