先週の米ドル円は大統領選でのトランプ氏の快勝を受けてドルが買われ、154.7円まで円安が進行しました。
しかしご祝儀相場は長くは続かないということなのか、選挙前の値付近まで下げてきていますので、ガンガン高値を更新していくような強い円安が来るのかは不透明な状況です。
今週の重要経済指標
- 11月13日(水) CPI
- 11月14日(木) 新規失業保険件数申請 PPI
- 11月15日(金) 小売売上高
今週もいくつかの経済指標がありますが、やはり水曜のCPIに注目でしょう。
米国内の物価動向は次の政策金利の引き下げの時期にも影響を与えると思われますし、また米ドル円の大きなトレンドを決定づけるような強い動きが出るかもしれません。
また、150円を超えてきて日本の政府要人の口先介入が度々行われるようになっており、まだ「為替動向を注視する」といった軽い牽制程度であっても米ドル円を瞬間的に下落させるぐらいの影響力があるので注意したいものです。
米大統領選というビッグイベントを通過して、ひょっとすると割と静かな相場となってトレードしづらくなるかもしれませんが、なんとか少ないチャンスをものにして利益を出したいと思います。
コメント