
昨日のドル円は前日の強い下落から反転し、156.5円まで円売りが進行しました。
植田総裁の二度の発言により完全に下に抜けたと思いましたが、週末の金曜ということもあって調整が入ったのかもしれません。
ドル円 -6.3PIPS -6,300円
昨日はまた日銀関係者によるリーク記事が出て利上げの確率が高まったと報道がありましたが、すでに折り込まれているようでさらなる下落には繋がりませんでした。
来週の金曜に本当に追加利上げを行うのかは不明ですが、市場の次の争点は月曜のトランプ氏の大統領再登板の式典での発言に移っているようです。
植田総裁は追加利上げの判断材料としてトランプ大統領誕生後の相場動向を挙げていますので、月曜以降の相場の混乱が日銀の決定に影響を与えるかもしれません。
また、以前よりトランプ氏は輸出に不利なドル高を牽制する発言をしていますので、もし就任してドル高を改めて非難するようなことがあればドル円は暴落する可能性もあるでしょう。
来週は大統領就任式典と日銀会合というビッグイベントで大きく動きそうですので、なんとか今月の不振を挽回するようなトレードが出来ればいいのですが。
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