
先週のドル円は日銀の金融政策の現状維持と植田総裁の会見により上昇し、日足レベルの上抜けとなる145.9円まで円安が進行しました。
日銀による次回の利上げが遠のいたことによる一気の上げでしたが、下振れ要因はまだくすぶっていますのでどんどん上げていくとは思えません。
今週の重要経済指標
- 5月5日(月) ISM非製造業
- 5月7日(水) FOMC政策金利 パウエル議長の会見
- 5月8日(木) 新規失業保険申請件数
今週の注目はやはり水曜のFOMCとパウエル議長の会見となりますが、政策金利の現状維持が高い確率で予想されていて大きな動きは無いかもしれません。
しかしトランプ大統領は再三利下げを要求していますし、パウエル議長を強く批判する発言などもありましたのでその圧力を受けて大番狂わせがあるかもしれません。
FRBは政治的な圧力を受けない独立した組織として運営されているそうなので、政府の意向を無視して利下げを見送るとの公算が高そうですが、今回見送れば以前にもあったトランプ大統領のパウエル解任発言などが出てリスクオフの流れとなるかもしれません。
米中の関税交渉もどうなっているのか分かりませんし、今週もいろいろな発言や報道で上下に荒れそうですがトレーダーとしては大きな利益を出すチャンスなのでしっかり頑張りたいと思います。
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