6月10日~の展望

先週は下値を試すような強い下げも来ましたが、雇用統計の良好な結果もあって結局は157円台を回復するような値動きとなりました。

介入後のじわじわ上げは強い勢いがあるわけではありませんが、長期的に見ればやはり160円を再度目指しているのかなと思います。

   

   今週の重要指標発表

  • 6/12(水) 米消費者物価指数(CPI) + FOMC政策金利発表
  • 6/13(木) 生産者物価指数(PPI)
  • 6/14(金) 日銀政策金利発表 + 植田日銀総裁の発言

今週も大きな指標が目白押しですので、間違いなく大相場が来て激しい勝負が続くと思われます。

CPI,FOMC,日銀の金融政策発表は当然ビッグイベントですが、植田総裁の発言にも注目したいと思います。

前回の金融政策発表後の会見時には、物議を醸した「円安無視」発言があって強烈な円売りとなりました。

後日発言内容を修正するようなコメントがあったと思いますが、植田総裁はかなり慎重に言葉を選ぶ方なだけにサプライズな発言は相当インパクトがありました。

今回も相場を大きく動かすような発言があるか分かりませんが、無難な会見ならば通常通り円売りとなり、今後の利上げを見込む内容のコメントが出れば円買いに進む可能性もあるでしょう。

今週は特に水曜と金曜が熱い日となりそうですが、おそらく常にボラがあるようなデイトレーダーにとってはガンガン行きやすい相場が来そうです。

ひょっとしたら今週のうちにいっきに160円まで到達して再び為替介入の熱狂が到来、なんてこともあるかもしれませんので、重要な一週間であると心に決めて勝負したいと思います。

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