昨日の米ドル円は欧州時間ぐらいから急上昇し、石破ショック前の146.5円まで円安が進行しました。
石破首相が「追加利上げをする環境に無い」と発言したため、かなり強い上昇トレンドとなりました。
米ドル円 +20.7PIPS +20,700円
石破首相が総裁選に勝利し急速に円高が進みましたが、その石破首相自らはっきりと明言すれば円売りが加速するのは当然でしょう。
為替相場より急落した株式市場に対してのメッセージだったかもしれませんが、今月下旬の衆議院選挙を見据えての発言だったのではないでしょうか。
またADP雇用統計の発表もあって結果が良かったのも円安に勢いをつける結果となりました。
ADP雇用統計は今週金曜の雇用統計の前哨戦とも言われているので、金曜はいい結果の発表がなされてさらに円安が加速する可能性もあるかもしれません。
米ドル円は長期的に見ればやはり円高方向に向かうのではないかと思いますが、今の上昇の勢いなら150円ぐらいまで強い戻しが来ることも頭に入れておいた方がいいでしょうか。
とにかく週末にかけて激しい値動きが来そうですので、しっかりと損切りだけは徹底して荒れた相場に備えたいと思います。
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