昨日の米ドル円は一時161円台に乗せ、再び37年ぶりの高値を更新しました。
しかし高値圏には強い売りも待ち構えていて、昨日も1円ほど下げる場面もありましたので、上下に荒れる難しい相場が続いています。
米ドル円 -13.5PIPS -13,500円
昨日は注目されたアメリカ大統領選挙のテレビ討論会がありましたが、結果的に為替相場には大きな影響はありませんでした。
内容はバイデン大統領の高齢不安を露呈するような場面があったようで、トランプ氏優勢との見方が拡がっているようです。
トランプ氏はドル高の現状に不満を述べているので、今後の選挙戦次第で米ドル円は強く下がる可能性もありそうです。
大統領選挙や日米の金利差の縮小、為替介入への警戒感の高まりなど、それらを無視するように強烈な円売りが進んでいます。
来週以降さらに米ドル円は高値を更新するかもしれませんが、トレーダーにとっては難しい相場が続きそうな気がします。
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