先週からじわじわと下げて140円割れが見えてきた米ドル円ですが、今週の注目経済指標の結果を受けてさらに円高が進む可能性もありそうです。
水曜にはFOMC政策金利、金曜には日銀政策金利発表がありますので、長期的にどちらに動くかは置いておいても非常に激しく動く勝負の一週間になりそうです。
今週の重要経済指標
- 9月17日(火) 小売売上高
- 9月18日(水) FOMC政策金利 パウエル議長会見
- 9月20日(金) 日銀政策金利 植田総裁会見
今週最大の注目指標は何といっても水曜のFOMCでしょう。
政策金利の下げ幅が0.5か0.25かが焦点となっていますが、今のところ五分五分といったところのようで、0.5なら米ドル円は下、0.25なら上といった感じでしょうか。
また金曜の日銀は金利据え置きが濃厚のようですが、発表後の植田総裁の記者会見は毎回非常に値動きが激しくなるので要注意でしょう。
基本的に無難な内容になると思われますが、もし植田総裁が今後の利上げに積極的な発言をした場合は一気に円高に振れて130円台を突っ走るかもしれません。
米ドル円は基本的には下落基調が続きそうな感じですが、今週は上下どちらに飛ぶか分からないような危険な為替相場となりそうですので、一発で大負けを喰らわないようなんとかしのぎ切りたいと思います。
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