先週は154.7円まで円安が進んだ米ドル円ですが、中東情勢の悪化を伝えるニュースが流れた際には強い下落が来るなどして荒れた相場になりました。
今週も基本的には長期上昇トレンドが継続しそうですが、155円付近という節目を迎えてトレンドが転換する可能性もあるかもしれません。
- 今週の重要指標発表
- 4月25日(木) 21:30 米GDP発表
- 4月26日(金) 正午頃 日銀金融政策発表
今週の注目は、なんといっても金曜の日銀の金融政策発表でしょう。
植田総裁の直近の発言によれば利上げに踏み切る可能性が高く、サプライズ的な上げ幅なら大きく円が買われる展開があるかもしれません。
日米の金利差の縮小は注目のトピックですし、アメリカの利下げ時期にもよりますが、今回の発表で長期トレンドの転換があるかもしれません。
また、やはり為替介入の有無も注目せざるを得ず、金融政策発表やその後の植田総裁の発言にかぶせて介入を行っても不思議ではありません。
金曜までは動きの少ない難しい相場になるかもしれませんが、最新のニュースに注視して勝負どころではしっかり勝負したいものです。
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