ブルームバーグの報道で乱高下

昨日の米ドル円はさらに高値を伸ばし、152.8円まで円安が進行しました。

18時頃にブルームバーグの報道により次の日銀会合で追加利上げが見送られる可能性が高まったと伝えられ、強烈な円売りの流れとなりました。

   米ドル円   +38.5PIPS   +38,500円

報道の第一報は「追加利上げは時間の問題となりつつある」といったものであり、150円付近まで一気に下げていきました。

しかしすぐに「消費者物価上昇に加速感が見られず利上げを急ぐ状況にない」という内容に反応し、急速に反転して上昇していきました。

全く逆の内容の報道が同時に出たのも意味が分かりませんが、そもそも日銀内のリーク記事のようなものが海外の報道機関に最初に伝わって英語で報道されたのも不思議です。

昨日はCPIの発表もありましたが、結果が予想通りだったこともあってそれほどインパクトはありませんでしたので、米国の追加利下げへの影響は無かったものと思われます。

それにしても海外の良く分からない内容の突然のニュースでめちゃくちゃ値が動くわけですから、やはりFXはギャンブル的な要素を排除するのは難しいなと改めて感じさせられました。

ここから来週の日銀会合とFOMCまで何が起こるか分かりませんので、一層気を引き締めて相場と向き合いたいと思います。

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