先週の米ドル円は161.9円まで円安が進みましたが、注目された雇用統計でも高値更新は来ず、円売りの勢いは加速しませんでした。
かといって強い下げが来たわけでもないので流れがつかみにくく、レンジ気味の難しい相場に入ったような感じとなっています。
今週の重要経済指標
- 7月9日(火) パウエル議長の議会証言
- 7月10日(水) パウエル議長の議会証言
- 7月11日(木) 米CPI・消費者物価指数
- 7月12日(金) 米PPI・生産者物価指数
今週の注目経済指標はやはりCPIですが、パウエル議長の発言にも注目でしょう。
パウエルさんの発言で市場が大きく動いたというのはあまり無かったかもしれませんが、もし利下げ時期について明言すれば大きく相場を動かす可能性がありそうです。
CPIの結果が良かった場合もそうですが、早期利下げとなると米ドル円は162円台に突入する可能性もあります。
しかし実際には米国の指標は悪いのが続いていますし、パウエル議長も無難な事しか言わないでしょう。
となると為替介入は遠のきますし、米ドル円はトレンドの無い難しい値動きとなりそうです。
今週もトレードしづらい難しい相場となりそうですが、ボラがぼちぼちあればチャンスはありますので、なんとか週刊成績をプラスで終えたいものです。
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