11月17日~の展望

先週のドル円は今年の高値を攻めるような円売りが継続し、ついに155円の節目まで上昇しました。

155円は固そうな感じもありますが、アメリカの政府機関閉鎖が解除されたことによって指標発表が再開されますので、値動きが激しくなるきっかけとなるか期待されます。

   今週の重要経済指標・イベント

  • 11月18日(火) 高市総理と植田総裁の会談
  • 11月20日(木) 雇用統計(9月分のデータ) 新規失業保険申請件数
  • 11月21日(金) 製造業PMI

2か月飛ばされてしまった雇用統計がようやく公表されますが、9月分のデータということで少し古いので値動きが出るか不明です。

政府機関閉鎖によるアメリカ経済へのダメージがどうだったのか注目されますが、いろいろな指標が発表されてようやく分かることかもしれませんので、明確になるのは時間がかかりそうです。

また、高市総理と植田総裁の会談も気になりますが、現在の円安に対して強いメッセージが出るとはあまり思えませんので、強烈な円売りの流れはそう簡単には止まらないのではないでしょうか。

155円を抜けないにしても指標発表が復活すればボラが出るきっかけも多くなりますので、なんとか小さいトレンドを掴んで利益を出したいと思います。

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