昨日の米ドル円は再び為替介入らしき円買いで急落し、直近安値を割って一時153円付近まで猛烈に下げました。
その少し前には注目されたFOMCやパウエル議長の発言があったのですが、それが霞むほどの介入の破壊力でした。
米ドル円 +28.0PIPS +28,000円
FOMCは現状維持、パウエル議長の発言はややハト派といった感じでそれほど値動きはありませんでした。
その後の朝5時ぐらいに為替介入が来たのですが、パウエル議長の会見が終わった後の薄商いを狙ったものであり、財務省の過剰な円安に対する断固とした意思表示といえるでしょう。
為替介入による下げは基本的には一時的であり、再び緩やかに戻るのが大方の予想ですが、しかし長期的にみるとトレンド転換に寄与することが多いようです。
この数日の間の2回の為替介入はどうなるか分かりませんが、やはりこれからも積極的に買っていこうとするトレーダーに恐怖を植えつけるには十分な気がします。
ドル買いメインの戦略でしばらく積極的にトレードしてきましたが、ここからは慎重に手堅く立ち回るしかないかもしれません。
コメント