
木曜は朝方から注目された日米の関税交渉が行われ、徐々に高値を伸ばして143円まで上昇しました。
しかしその後は一転して下げていき、再び141円台まで下落するという方向感の無い一日となりました。
ドル円 +46.3PIPS +46,300円
注目された関税交渉は具体的な内容はよく分からず結論は持ち越しとなったようですが、トランプ大統領も参加しての交渉は無難に終わったということでドル円は上昇したようです。
また、日本側の代表の赤沢経済再生相の「為替は議題に上がらなかった」という発言もドル買いに繋がり、事前に言われていたトランプ大統領による円安是正要求が無かったのも意外でした。
143円から結局下落していきましたが、トランプ大統領がパウエル議長を「常に遅すぎ、そして間違っている」と批判したことが影響したようで、FRBによる利下げが行われるとの憶測がドル売りに繋がったようです。
注目された関税交渉で上下どちらかに大きく動くかと思われましたが、どちらかというとリスクオフの流れも継続するような雰囲気となっていますので、ドル円は引き続き戻り売り戦略でいきたいと思います。
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