先週159円台を軽く通過した米ドル円は、当然160円台に再び乗せて来るかが注目されます。
160円台前半ぐらいまでは売りオーダーもかなり溜まっているようなので、160円を超えても上下に荒れた激しい値動きとなるかもしれません。
今週の重要経済指標
- 6月27日(木) 米第1四半期GDP 米大統領テレビ討論会
- 6月28日(金) PCEデフレーター
160円付近まで来たので当然介入警戒感が高まっていますが、今日月曜の朝から神田財務官と鈴木財務大臣が牽制発言を行ったようです。
神田財務官は「為替介入を24時間いつでも行う準備をしている」と相当強いスタンスで発言しましたが、米ドル円が強く下がるほどの円買いは起きていません。
今週は重要な経済指標はそれほどありませんが、27日に行われるアメリカ大統領選挙のテレビ討論会は注目かもしれません。
バイデン大統領とトランプ氏は拮抗しているようなのですが、どちらかが討論会でリードすれば米ドル円の相場にも大きな影響があるかもしれません。
今週は大きな節目である160円が近いこともあっておそらく激しい値動きが予想されますが、トレーダーからすれば大きなチャンスでもある熱い相場が期待できるでしょう。
為替介入や謎下げなどの急変動のリスクもありますが、損切りを徹底すればそれほど恐れることもありませんので、ビビらずガンガントレードしたいものです。
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